ニュース 電子 作成日:2014年1月27日_記事番号:T00048348
米メリルリンチの台湾法人、美林証券の最新調査によると、携帯電話受託生産の華冠通訊(アリマ・コミュニケーションズ)は今年、ソニーモバイルコミュニケーションズ(SMC)のスマートフォン全体の5割を受注したことが分かった。デザインの柔軟性、高い生産能力、および低コストの強みがソニーから評価されたようだ。27日付経済日報が報じた。
アリマの今年の売上構成比で、ソニー製品は7割を占める見通しだ。また、美林証券の張博凱産業アナリストは、ソニーからの大口受注で同社の今年のスマートフォン出荷台数目標、1,500万台は達成可能とみている。また、アリマの今年の粗利益率は約6.5%となる見込みで、世界ブランドのスマートフォンODM(相手先ブランドによる設計・製造)メーカーとしては高い数字だ。
なお、台湾ではアリマの他、同業の華宝通訊(コンパル・コミュニケーションズ)や金属筐体最大手、可成科技(キャッチャー・テクノロジー)がソニーの主なサプライヤーだ。外資系投資家からは、コンパル・コミュニケーションズやキャッチャーには、ソニーではなくアップルからの受注拡大を狙う動きがあるとの見方が出ている。
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