ニュース 電子 作成日:2014年1月27日_記事番号:T00048349
経済部工業局は24日、携帯電話と新興通信産業分野での今年の投資誘致目標を過去最高の1,200億台湾元(約4,000億円)に設定した。昨年の実績1,020億元から17.5%の大幅増。主に第4世代(4G)移動通信規格関連の商機拡大が理由だ。25日付工商時報などが報じた。
工業局は、4G核心技術でエリクソンやノキアソリューションズ&ネットワークス、アルカテル・ルーセントなどと提携し、将来は世界市場にも進出したいと説明した。
また工業局は、中国の都市部で今年4G基地局建設が進むことから、7,500億元以上の商機をもたらすと試算。今年6月には北京で、中台協力・交流の拡大を目指す「両岸通訊搭橋会議(中台通信懸け橋会議)」も予定され、台湾メーカーはスモールセル(小型基地局)や基地局の部品に参入のチャンスがありそうだ。
2013年の投資額1,020億元は、半導体チップメーカーの研究開発(R&D)拡大、液晶パネル、タッチパネル、筐体など部品の生産能力拡大、最終製品の開発などが61%を占めた。ネットワーク関連が29%、セキュリティー、通信ソフトウエア関連が10%だった。
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