ニュース 運輸 作成日:2014年1月28日_記事番号:T00048368
2009年に台湾中南部を襲った台風8号(アジア名・モーラコット)により発生した土砂崩れなどを受けて、区間を大幅に短縮して運行している阿里山森林鉄路(嘉義)のうち、山間部の竹崎〜奮起湖駅間が27日、約5年ぶりに運行を再開した。すでに春節(旧正月)期間の切符は8割が販売済みだという。28日付中国時報が報じた。
阿里山は例年春節期間と花の開花時期が重なることから、多くの観光客が訪れる(嘉義林区管理処リリースより)
モーラコット台風の来襲を受け、阿里山森林鉄路運行区間71.4キロメートルのうち421カ所で被害が発生し、一時は全面的に運行を停止した。その後、10年に山頂部の神木〜阿里山〜祝山駅間、および平地部の嘉義〜竹崎駅間が運行を再開している。
今回、運行を再開した竹崎駅〜奮起湖駅間は海抜127メートルから1,403メートルまでらせん状のルートを通って一気に高度を上げる登山区間で、変化に飛んだ風景を楽しめることで知られる。
なお、奮起湖〜神木駅区間は依然運行を停止しているが、これについては張花冠・嘉義県長は「年末には全線開通を実現したい」と語っている。
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