ニュース 金融 作成日:2014年1月28日_記事番号:T00048371
銀行業界の統計によると、台湾の金融機関が発行するクレジットカードの昨年の決済額は前年比7.7%増の1兆8,988億台湾元(約6兆4,000億円)となり、4年連続で過去最高を更新した。クレジットカードの有効発行数残高、3,672万枚を基に計算すると、1人当たり年間5万1,700元をカードで決済していることになる。28日付聯合報が報じた。
金融監督管理委員会(金管会)などの統計によれば、クレジットカードの決済額は▽2010年、1兆5,400億元(前年比12.7%増)▽11年、1兆6,700億元(同8.5%増)▽12年、1兆7,600億元(同5.6%増)──と年々増えている。ただ、台湾人の所得はここ数年上昇しておらず、銀行関係者は、決済額の増加は個人消費の回復ではなくインフレによる決済単価の上昇を反映していると指摘する。なお、金管会が今年から規制する投資型の保険商品を昨年末にカード決済で駆け込み購入したケースも多く見られ、年末の海外旅行者と合わせて昨年の決済額を押し上げたとの見方もある。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722