ニュース 金融 作成日:2014年1月28日_記事番号:T00048373
台湾の中国信託金融控股(中信金、CTBCフィナンシャル・ホールディング)傘下の、中国信託商業銀行(CTBCバンク)は近く、中国・中信銀行(チャイナ・CITICバンク)が間接出資する広東省深圳市の中信銀行国際(中国)を200億台湾元(約680億円)で買収するもようだ。同時に中国・中信銀も中信金に5%を出資する。双方は近く、董事会で今回の資本提携計画を協議する。28日付経済日報が伝えた。
双方は当初、28日に臨時董事会を開き、資本提携計画を協議する予定だったが、情報が漏れたためいったん延期した。中信金の高麗雪・資深副総経理は「コメントできない」と述べた。
中信銀行国際(中国)は、香港の嘉華銀行が中国本土に設立した現地法人が前身で、中国銀行業監督管理委員会(銀監会)による分類では「外資系」扱いとなる。
嘉華銀は1985年に財務危機で中国・中信銀による出資を受け入れ、銀行名を「中信嘉華銀行」と改称。12年に現在の行名となり、結果的に中信集団が同現地法人に間接出資する形となっている。
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