ニュース 電子 作成日:2014年1月29日_記事番号:T00048407
台塑集団(台湾プラスチックグループ)と米マイクロン・テクノロジーが出資するDRAMメーカー、華亜科技(イノテラ・メモリーズ)が28日発表した13年売上高は589億9,300万台湾元、純利益は212億元(約720億円)でともに過去最高を更新した。第4四半期売上高も前期比22%増の206億6,900万元で過去最高だった。純利益は110億5,100万元で同51.6%の大幅増となった。ウエハー1枚当たりの平均売上高が同15%、出荷枚数が同6%増加したことが貢献した。29日付工商時報などが報じた。
今年の市場見通しについて高啓全(チャールズ・コー)董事長は、昨年9月に爆発事故を起こした韓国半導体大手、SKハイニックス中国・無錫工場(江蘇省)の生産能力が第1四半期から回復するため、市場ではDRAM価格の下落が懸念されているが、サーバーやゲーム機などの需要が高いため、年間を通じて価格は安定的に推移するとの見方を示した。
なお証券会社は、同社が今年からDRAM価格の計算基準を変更したため、粗利益率は減少するものの、純利益は四半期ベースで70億~80億元、通年で300億元も見込めると予想した。
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