ニュース その他分野 作成日:2014年2月5日_記事番号:T00048417
アジア地域で人材紹介を手掛ける博禹集団(MRIC)の統計によると、台湾のミドル〜ハイクラス人材の54%が海外での就業を希望していることが分かった。同調査対象の中国、香港、シンガポールを上回る割合で、「台湾は国際化が不十分」であることが主な理由だ。5日付工商時報が報じた。
台湾人が就職を希望する都市はシンガポールが最も多かった。前年までは2年連続で上海が最も人気を集めていたが、台湾人は中国以外にも目を向け始めているようだ。
ただ、転職のチャンスがあっても、最終的に新たな職場へ踏み出す台湾人は17%と、中国(21.9%)、シンガポール(26.6%)、香港(31.5%)を下回った。MRICの楊于佩・台湾地区総経理は、台湾人は上司などから引き留められると情に流されやすく、安定志向も強いためと分析した。
なお、給与に満足している台湾人の割合は45.5%で前年比7.2ポイント増加した。楊総経理は「多くの外資系・多国籍企業が高給で中高級人材をつなぎ止めているため」と指摘した。
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