ニュース 電子 作成日:2014年2月5日_記事番号:T00048434
5日付工商時報によると、受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が液晶テレビ生産の垂直統合による利益向上を狙い、昨年9月に設立したバックライトモジュール(BLM)子会社、立宝光電が第1四半期中に生産を開始するもようだ。
コンパルのテレビ出荷は昨年、顧客の東芝が同製品の生産計画を見直した影響を受けて約300万台にとどまった。しかし、コンパルは昨年、東芝のポーランド工場を買収したことで同社からの受注を確保したとみられ、今年のテレビ出荷目標を前年比2倍の600万台に設定している。
なお電子時報系の市場調査機関、デジタイムズ・リサーチは、東芝が外部委託するテレビ生産のうち87%をコンパルが受注し、同じく東芝を顧客とする和碩聯合科技(ペガトロン)が打撃を受けると予測している。一方市場では、ペガトロンが中国の新興スマートフォンメーカー、北京小米科技が昨年9月に発売したスマートテレビの生産を受注したとの観測も出ており、証券会社は出荷台数に貢献すると見ている。
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