ニュース 石油・化学 作成日:2014年2月6日_記事番号:T00048445
台湾で3カ所目となる液化天然ガス(LNG)の受け入れ基地の建設に向け、台湾電力(TPC)と台湾中油(CPC)が主導権争いを展開していた問題で、経済部はこのほど、両社と民間金融・保険業者による共同出資で建設する方針を固めた。6日付自由時報が伝えた。
出資比率はTPCとCPCが各25%、金融・保険業者が50%となる見通しだ。建設地は台電大潭発電所(桃園県観音郷)そばが見込まれている。環境影響評価を通過後に着工され、2024年の完成を見込む。年間の受け入れ能力は当初は300万トン、最終的に600万トンに達する。TPCは建設費として、600億~700億台湾元(約2,000億〜2,300億円)を見込んでいる。
出資を行う金融・保険業者は明らかになっていないが、経済部内では南山人寿保険が有力視されているという。
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