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作成日：2008年1月9日_記事番号：T00004845
「国民党大勝なら総統選は無意味に」、陳総統が危機感
民進党主席を兼ねる陳水扁総統は８日、選挙応援演説で、「立法委員選挙で国民党が３分の２の議席を獲得すれば、総統選で民進党候補の謝長廷氏が当選したとしても罷免されてしまい、総統選の意味がなくなる」と発言し、「台湾の民主を守るため、絶対に国民党に議席の３分の２を取らせてはならない」と危機感を訴えた。
これについて謝長廷氏も同じ集会で、国民党が３分の２の議席を獲得すれば、「総統を罷免できるだけでなく、台湾を中国に売ることも、どんな無駄遣い予算も通すことも可能になる」と警告した。
2000年の陳総統就任以来、国民党は４度にわたり総統の罷免要求を提出しているが、立法院の３分の２の賛成が得られなかったため、いずれも成立しなかった。９日付中央社が報じた。
