ニュース 電子 作成日:2014年2月6日_記事番号:T00048456
6日付自由時報によると、6月発売とされるアップルのスマートフォン「iPhone」次世代機種の搭載レンズは1,300万画素と800万画素の2種類で、うち1,300万画素はカンタツ(本社・栃木県矢板市、阿久津肇寿社長)がサプライヤーに加わるようだ。同社が2割以上を供給し、大立光電(ラーガン・プレシジョン)の上半期業績に打撃となりそうだ。なお、現行と同じ800万画素レンズは依然ラーガンと玉晶光電(ジニアス・エレクトロニック・オプティカル、GSEO)が供給するとされる。
日本最大手のカンタツはアップルの認証を取得し、2011年にiPhone5用の800万画素レンズ受注を狙っていたが、東日本大震災の影響で断念し、ラーガンがiPhone5、iPhone5sのレンズの大部分を受注した。
iPhone5cのレンズはジニアスが供給しているが、ラーガンが昨年6月、米国でジニアスを特許権侵害で提訴したことも、アップルがサプライヤー追加を検討した理由のようだ。
証券会社は、アップルにレンズを供給できるのは同3社だけで、カンタツの生産コストはラーガンやジニアスより高いが、円安進行が有利に働いたと分析した。
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