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海運大手2社、コンテナ市場に楽観見通し


ニュース 運輸 作成日:2014年2月7日_記事番号:T00048474

海運大手2社、コンテナ市場に楽観見通し

 海運大手2社、長栄集団(エバーグリーン・グループ)の謝志堅副総裁と陽明海運(ヤンミン・マリン・トランスポート)の盧峰海董事長は6日、今年のコンテナ貨物輸送市場は昨年より良くなると口をそろえた。欧米の産業がほぼ落ち着いたため、世界景気が好転するとの見方だ。7日付工商時報が報じた。

 盧董事長は、5月まで市場が大きく回復すると見込め、3月と5月に米国線の運賃を値上げする計画があると述べた。北米の紡織、太陽電池、鉄鋼、農業畜産の貿易が活性化し、欧米だけでなく新興市場も期待できると語った。

 謝副総裁は、国際通貨基金(IMF)のGDP(国内総生産)成長率予測も米国が2.8%、欧州が1%、世界で3.7%と楽観的な数値で、貿易の活性化が見込めると述べた。また海運コンサルティング会社のアルファライナーが昨年12月に今年の船舶のトン数は7.6%増加すると予測していたが、同6.6%増に下方修正しており、需給は均衡に近づくと話した。