ニュース 金融 作成日:2014年2月7日_記事番号:T00048479
金融監督管理委員会(金管会)銀行局が6日発表した台湾域内の銀行39行の2013年税引き前利益総額は前年比約7.2%増の2,576億台湾元(約8,700億円)となり、4年連続で過去最高を更新した。うちオフショア銀行部門(OBU)と海外支店(中国含む)の利益は同10〜11%増の824億元で全体の32%を占めた。今年はOBUによる信託業務の規制緩和に加え、各行の海外拠点も大幅に増える見込みで、海外での収益がさらに拡大しそうだ。7日付工商時報が報じた。
昨年は全体の3分の1に当たる13行の税引き前利益が100億元を超え、このうち兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)の219億元が最高だった。
一方、銀行の収益性を映す株主資本利益率(ROE)は昨年が10.26%と前年比0.15ポイント下落、総資産利益率(ROA)は0.68%で前年と同じだった。また、延滞債権比率は昨年末時点で平均0.38%と過去最低を更新。貸倒引当金カバー率は319%と過去最高水準となった。
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