ニュース 機械 作成日:2014年2月7日_記事番号:T00048484
工作機械部品大手、上銀科技(ハイウィン・テクノロジーズ)は6日の董事会で、3億人民元(約100億円)を投じて中国・蘇州工業園区に1万1,000坪の土地を購入し、研究開発(R&D)、物流、精密製造加工拠点を建設する計画を決議した。今年6月をめどに着工し、工期は全体で6年を見込む。早ければ来年下半期に生産を開始する予定だ。7日付工商時報が報じた。
ハイウィンの主管によると、同社は現在、ボールねじやリニアガイドなどの規格品を台湾工場から中国に輸出し、顧客の要望に応じた加工を現地メーカーに委託している。このため最終製品の生産量・質ともにばらつきが生じているが、自前の生産拠点設置で同問題を解消できる上、より迅速な対応が可能となる。また、売掛金の未回収リスクを減らす効果も期待できる。
なお同社は、中国では台湾に比べ、スマートロボットの研究に取り組む修士・博士課程の学生が多いため、同製品の開発機能の一部を蘇州に置き、将来的に同地でスマートロボットの生産(後工程)を行うことも視野に入れている。
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