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主要6都市のPM2.5濃度、WHOの指針値超え


ニュース その他分野 作成日:2014年2月10日_記事番号:T00048498

主要6都市のPM2.5濃度、WHOの指針値超え

 台湾健康空気行動聯盟の楊沢民執行長がこのほど、直轄5市に桃園市を加えた主要6都市の微小粒子状物質「PM2.5」の平均濃度データを分析したところ、全てで世界保健機関(WHO)の指針値(1平方メートル当たり年間平均10マイクログラム)を超えていることが分かった。10日付中国時報が報じた。

 最も濃度が高いのが高雄市で同約40マイクログラムだった。以下台南市、台中市が台湾全土の平均値同約30マイクログラムを上回った。一方台北市、桃園市、新北市は平均値を下回った。各都市とも2008年と比べると減少傾向にはある。

 6都市の大気汚染の主因は自動車、二輪車の排ガスとされる。大気汚染問題に詳しい葉光芃医師は「台北市では都市交通システムMRT信義線の開通で大気汚染が改善したとみられるが、世界の発展した各都市にはまだまだ及ばない」と述べた。