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人民元預金残高、年内に3千億元突破も


ニュース 金融 作成日:2014年2月10日_記事番号:T00048503

人民元預金残高、年内に3千億元突破も

 DBS銀行(星展銀行)によると、台湾の人民元預金残高は、昨年同様に月140億人民元のペースで増加した場合、年末に3,000億人民元(約5兆円)を突破する見通しだ。人民元は台湾元と比べ金利が高いこと、中国の経済成長とインフレ率上昇が早期の利上げを促すこと、中国金融改革で金利の先高感が高まっていることが理由だ。8日付経済日報が報じた。

 中央銀行(中銀)の統計によると、昨年末時点の人民元預金残高は1,826億人民元で、うち外国為替取扱指定銀行(DBU)が1,380億2,000万人民元、オフショア銀行部門(OBU)が443億8,000万人民元だった。

 UBS銀行、HSBC(匯豊商業銀行)、スタンダード・チャータード銀行(渣打国際商業銀行)は、人民元の切り上げ幅は今年縮小し、対米ドルで1~2%上昇を予測している。