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万泰銀、キャッシング業務を強化へ


ニュース 金融 作成日:2008年1月9日_記事番号:T00004851

万泰銀、キャッシング業務を強化へ

 
 万泰商業銀行は8日、米SACプライベート・キャピタル・グループからの出資受け入れを受けた今後の経営戦略について投資説明会を開き、キャッシングカード部門の不良債権比率を現在の3.58%から1%以下に引き下げ、引き続き同部門を強化していく意向を示した。9日付工商時報が伝えた。

 同行はこのほど、「ジョージ&マリー」ブランドのキャッシングカードの発行を再開し、今後はキャッシングカード、クレジットカード、資産管理、中小企業金融など消費者金融部門を強化していく方針だ。

 また、サイモン・ウィリアムス董事長は、「SACの出資は長期投資だ。自分は万泰銀で10年、15年働いても構わない」と述べた。

 一方、9日付経済日報によると、ウィリアムス董事長は「台湾の地場銀行から人材を探し、最高経営責任者(CEO)を迎えたいとの認識を示した。これを受け、万泰銀の胡建助総経理も「人選にめどが付けば退任したい」と述べた。