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先物市場、取引時間延長を検討


ニュース 金融 作成日:2008年1月9日_記事番号:T00004852

先物市場、取引時間延長を検討

 
 行政院金融監督管理委員会(金管会)の張秀蓮副主任委員は8日、台湾先物市場の取引時間が諸外国に比べ短いとの指摘に対応するため、午後3時45分から深夜0時まで時間外電子取引を導入することを検討している。9日付経済日報が伝えた。

 現在、台湾先物取引所の取引時間は午前8時45分から午後1時45分までの5時間で、海外の主要取引所でほぼ終日取引が行われているのに比べ極端に短く、海外の投資家による市場参入を阻害している。

 先物取引所は取引時間の延長に向け、業界の意見を集約しており、近く金管会に認可を求める方針。早ければ年内にも時間外取引を開始したい考えだ。

 ただ、業界内では国際先物取引の経験がある業者からは賛成論が示されているものの、国際取引経験がない業者からは人件費や設備投資の面から慎重論が出ている。