ニュース 社会 作成日:2014年2月11日_記事番号:T00048525
法務部調査局は10日、中国側のスパイとして活動していた疑いが強まったとして、通信社の中央通訊社(中央社)で中国特派員として勤務していた元記者の郭玫蘭容疑者(女性)を国家安全法違反の疑いで逮捕した。11日付自由時報が伝えた。
郭容疑者の身柄は台北地方法院検察署に送られた後、11日未明に保釈金20万台湾元(約70万円)で保釈が認められた。郭容疑者には出境や海上への出航を禁止する措置が取られた。
調べによると、郭容疑者は2007年、法務部調査局台北市調査処の幹部に接触し、中国側に提供する情報を買い取りたいと打診。調査局は郭容疑者の人的接触や取得した情報を把握するため、7年にわたり内偵を進めてきた。中国側に提供された情報は、台湾で中国関連の業務を担当している公務員の連絡先リストなどだったもようだ。
郭容疑者は容疑を否認し、受け取った報酬は学術シンポジウムへの参加報酬だったなどと主張している。
中央社は「退職した社員の外部での言動や行動は、中央社とは無関係だ」とコメントした。
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