ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

直轄市長選、負ければ馬主席辞任を=郝市長


ニュース 政治 作成日:2014年2月11日_記事番号:T00048526

直轄市長選、負ければ馬主席辞任を=郝市長

 郝龍斌台北市長は10日、中国時報のインタビューに対し、(11月29日投開票の)直轄市長選挙で国民党が敗れれば、馬英九総統は国民党主席を引責辞任すべきだと発言した。また、投開日までの残り10カ月以内に経済振興で結果を出せなければ、国民党は極めて不利な状況に陥ると強調した。直轄市長選後で国民党が一定以上負けた場合、馬総統がレームダック化する中で後継者選びが行われることが予想され、自身の今後のポスト確保を視野に入れて布石を打つ狙いがあるとみられる。11日付同紙が報じた。


馬総統(右)と郝市長(左)は先日指南宮を参拝し、経済振興を祈った(中央社)

 郝市長は、敗戦の判断基準について、現在国民党員が首長を務める台北市、新北市、桃園県(12月25日に直轄市に昇格予定)、台中市の1県市でも国民党候補が当選しなければ負けだと説明した。また、今回の統一地方選挙で現在国民党首長が執政する16県市は最低限守らなければならないと述べた。

 ライバルと目される朱立倫新北市長との関係については、皆が一致団結して選挙に挑むべきで「2014年なくして(総統選挙の)16年はない」と強調し、明確な回答を避けた。