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国台弁、「大陸住民の台湾観光開放で合意」


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年1月9日_記事番号:T00004853

国台弁、「大陸住民の台湾観光開放で合意」

 
 中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)は8日夜、新華社を通じて、中国大陸住民の台湾への観光旅行について、中台の商業組織の間で「すでに技術レベルの問題については基本的合意ができている」と明かした。行政院大陸委員会(陸委会)の陳明通主任委員も、「あとは合意文書の文言の問題だけで、あすにでも開放できる」と語ったが、実際は、昨年8月以降、何度も最終的な協議を打診しているが中国側から反応が得られていないという。9日付経済日報が報じた。

 国台弁交流局の戴肖峰局長は、新華社のインタビューに対し「両岸同胞が開放実現を切望している」と語り、2006から07年の間に双方で10回にわたる協議を行い(陸委会側の発言では8回)、旅行の形式、ツアー人数、1日当りの費用、開放区域、証明書、チャーター便など技術レベルの問題について合意に達したと明かした。

 戴局長はまた、「台湾観光の開放は人的交流を促すだけでなく、台湾経済の発展にも大いに役立ち、今年も早期実現に向け努力する」と意義を語った。一方で、「国家間の観光旅行ではない」ことも付け加えた。