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ペガトロンが一人勝ち、ノートPC受託1月売上高


ニュース 電子 作成日:2014年2月11日_記事番号:T00048540

ペガトロンが一人勝ち、ノートPC受託1月売上高

 ノートパソコン受託生産メーカー大手の1月売上高が出そろい、和碩聯合科技(ペガトロン)が同社過去2番目となる915億2,500万台湾元(約3,000億円)で首位をキープした。各社が軒並み前月比マイナス成長となる中、ペガトロンは前月比(3.54%増)、前年同月比(3.93%増)共にプラス成長だった。ノートPCの出荷台数は110万~120万台と予測を上回った他、アップルiPhoneの受注が安定していたことが主因だ。11日付蘋果日報などが報じた。

 一方、大きく低迷したのは緯創資通(ウィストロン)だ。連結売上高は390億3,600万元で、英業達(インベンテック)の423億7,300万元(前月比5.9%減、前年比22.4%増)も下回り、前月比19.08%減、前年同月比26.28%減と唯一共に2桁のマイナス成長となった。ノートPCの出荷台数は140万台と前月比で26.3%減だった。同社は、第1四半期は非需要期で春節(旧正月)要因もあり、2月も引き続き出荷減少が続くが、第2四半期は第1四半期を上回ると説明した。なお、インベンテックの出荷台数は170万台(前月比15%減)だった。

 この他、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)は連結売上高が720億3,800万元(前月比23.8%減、前年同月比2.6%増)、出荷台数が360万台(前月比1割減)。仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)は連結売上高534億7,400万元(前月比17.3%減、前年同月比6.5%減)、出荷台数は280万台だった。