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イノラックス、1月15%減収


ニュース 電子 作成日:2014年2月11日_記事番号:T00048543

イノラックス、1月15%減収

 液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)の1月連結売上高は273億6,800万台湾元(約920億円)で、前月比15.5%減、前年同月比30.4%減と大幅なマイナス成長となった。パネル業界は非需要期に入り、メーカーの在庫調整で、テレビ用、タブレット型パソコン用など軒並み出荷が落ち込んでいる。11日付工商時報が報じた。

 イノラックスの大型パネル出荷枚数は前月比16.9%減の1,003万枚、中小型パネルは同21.3%減の2,498万枚だった。

 一方、友達光電(AUO)が10日発表した1月の連結売上高は316億400万元で、前月比5.3%減にとどまり、前年同月比では10.5%増だった。大型パネル出荷枚数は前月比5.4%減の978万枚、中小型パネルは同5.5%減の1,209万枚だった。

 今後の見通しについて、各社は3月も出荷が伸びず、パネル価格の下落傾向も続くと予想。証券会社は、大型パネルの出荷枚数が毎月減少し、第1四半期売上高は前期比1割以上減とみている。ただ4月になれば、中国の労働節(メーデー、5月1日)連休向け調達が始まり、業績は大きく伸びると予測した。