ニュース 電子 作成日:2014年2月11日_記事番号:T00048547
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が10日発表した1月の連結売上高は514億3,000万台湾元(約1,700億円)で、非需要期ながら前月比3.5%増、前年同月比8.4%増と前月に続き成長を遂げた。聯華電子(UMC)も1月連結売上高が100億6,200万元で前月比1.58%増、前年同月比6.46%増と、プラス成長を果たした。11日付工商時報が報じた。
TSMCは、ロー〜ミドルエンド携帯電話向けの旺盛な需要、大口顧客のクアルコムやブロードコムの業績成長、中国市場向け春節(旧正月)連休前の在庫積み増しが増収につながった。同社は第1四半期売上高について前期比5〜7%減と、例年より低い減収幅を予想。粗利益率は前期の44.5%から0~2ポイント上昇と予測した。第2四半期には顧客の在庫消化が終了し、受注が回復するとの見方だ。
UMCもモバイル端末の需要が弱まらなかったこと、および28ナノメートル製造プロセスの受注が1月業績をけん引した。同社は第1四半期の見通しについて、出荷量は前期より微増するが、12インチウエハー工場の稼働率が平均より低く、平均販売価格が4%下落、前期比で小幅減収の恐れがあると予想した。
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