ニュース 電子 作成日:2014年2月11日_記事番号:T00048548
11日付電子時報によると、アップルはスマートフォン「iPhone」の次世代機種に搭載する指紋認証センサー用チップの生産を、従来の8インチウエハー工場での0.18マイクロメートル製造プロセスから12インチ工場での65ナノメートルプロセスに変更することを計画していたが、これを中止し、最終的に8インチ工場で生産することを決定したもようだ。これを受けて生産を行う台湾積体電路製造(TSMC)や半導体製造設備メーカー、および後工程のパッケージング・テスティング(封止・検査)業者が急きょ、生産ラインの調整を行っているという。
業界関係者によると、現行機種の「iPhone5s」向け指紋認証センサー用チップの生産も手掛けるTSMCは、12インチ工場の65ナノプロセスによる今年第2四半期からの出荷開始に向け、必要な生産設備の調達を開始していたとみられる。
しかしアップルは最終的に、8インチ工場の急速な良品率向上、および12インチ工場における新たなパッケージング技術に関するリスクを考慮して、8インチ工場での生産を決めたもようだ。
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