ニュース 社会 作成日:2014年2月12日_記事番号:T00048552
日本では現在、各地の地方自治体が広報活動の一環として独自のご当地マスコットキャラクターを生み出している他、千葉県船橋市の「ふなっしー」を筆頭に「非公認」のキャラクターも続々誕生するなど空前の「ゆるキャラ」ブームが起きている。そんな中、東日本大震災における台湾からの支援に感謝し、日台の絆を深めようと組織された「台湾を応援する会」が「いまだ日本で知名度の低い台湾のことを知ってもらうのに役立ちたい」と生み出したキャラクター「タイワンダー☆」が話題を呼んでいる。
タイワンダー☆グッズも近く販売される予定だ(公式サイトより)
台湾本島をかたどった姿のタイワンダー☆は、2013年8月8日に台湾最高峰の玉山で誕生。恒春半島に当たる短い左足をチャームポイントとする他、頭の部分にはバナナ、ヤシの木、コチョウランなど台湾の特産物が飾り付けられる。
また、テーマソング『南の島のタイワンダー☆』が制作されている他、「タイワンダー☆のなかまたち」として台湾固有種で台湾の国鳥「ヤマムスメ」をイメージした「ヤマムー(台湾では山娘)」、台湾南部で冬を越すチョウ「ルリマダラ」をイメージした「ルリさん(琉璃桑)」も存在する。
台湾を応援する会事務局によると、タイワンダー☆が初めて公の場に姿を現したのは昨年11月の東京芸術劇場(東京都豊島区)前。その際、手を振れば通りがかりの親子連れが皆近寄ってくるほど大好評だったそうだ。今月15日には東京ドームシティで開催の「世界らん展」で初めてイベントに参加。午後4時からメインステージでパフォーマンスを披露する予定だ。
なお7日に公式ホームページ(http://www.cheer4taiwan.org/)を立ち上げたところ、台湾メディアによってニュースに取り上げられたこともありアクセスが殺到。サイトが一時ダウンする事態となった(現在は復旧)。また台湾を応援する会のフェイスブックページでは9日時点で500件余りだった「いいね!」の数が既に2万件を突破しており、台湾からもコメントが多数寄せられている。
ちなみに事務局には台湾からを含め10件以上の出演オファーが舞い込んでいるそうで、今後、台湾にタイワンダー☆が「帰郷」する機会もありそうだ。
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