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今冬一番の寒さ、21歳男性など49人死亡


ニュース 社会 作成日:2014年2月12日_記事番号:T00048553

今冬一番の寒さ、21歳男性など49人死亡

 今冬一番の冷え込みとなった11日、台中市の21歳の男性を含む49人が寒さが原因で死亡した。この男性は心血管疾患の既往症があり、寒さで発症したとみられる。家族が発見して病院に運ばれたものの間に合わず、最年少の死亡例となった。各地で小雨が降る中、体感温度は3~4度だったようだ。12日付蘋果日報が報じた。


宜蘭の太平山は1センチメートルの雪が積もり、一面銀世界となった(11日=中央社)

 今冬最も強い寒気の影響で、台北で気温7.8度、新竹で6.9度、台南で9度など台南以北で軒並み10度を下回り、今冬最低気温が観測された。宜蘭県の太平山(海抜1,900メートル)など北部の高山まで雪が降った。

 中央気象局は、暖気が北極に流れ込んだ影響で、北極の寒気の一部が南下し、日本に大雪をもたらし、台湾も急速に冷え込んだと指摘した。この寒気はあす13日に和らぐが、続いて大陸から強い寒気が入り込み、14、15日は中部以北で10度、南部、東部で13度が予想され、気温が回復するのは16日になると予測した。

 インフルエンザの発症例は先週141件増え、前週の26件増より大幅な伸びで、昨年7月以来の最多となった。衛生福利部疾病管制署は、インフルエンザ発症のピーク期にあり、ウイルスは気温が低いほど活発になるため、手洗いや換気を励行し、症状が出た場合はマスクをして受診、自宅で休息を取るよう呼び掛けた。