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「中台関係発展に歴史的意義」=馬総統


ニュース 政治 作成日:2014年2月12日_記事番号:T00048556

「中台関係発展に歴史的意義」=馬総統

 台湾行政院大陸委員会(陸委会)の王郁琦主任委員と中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の張志軍主任が閣僚級会談を行ったことについて、馬英九総統は「両岸(中台)関係の平和的発展において、歴史的意義は大きく、相互交流関係の常態化に向け重要な意味がある」と歓迎した。12日付中国時報が伝えた。

 馬総統は今後の中台関係の行方について、「台湾が主体となり人民に利益がもたらされる状況下で段階的に進めるべきで、国家的必要を満たし、人民の支持も得なければならない」と述べ、中台の急速な接近によって台湾の主体性が損なわれてはならないとの考えを示した。

 馬総統は「『1992年の共通認識(92共識)』における『一つの中国・それぞれの解釈(一中各表)』を基礎として、両岸の各レベルによる交流を拡大し、長期的な平和と繁栄を共に目指していく」と強調した。

 一方、野党・民進党の蘇貞昌主席も「双方が官職名で呼び合ったのは進歩だ」と述べ、今回の会談を前向きに評価した。