ニュース 公益 作成日:2008年1月9日_記事番号:T00004856
台中港に建設が予定されていた龍風火力発電所(出力140万メガワット)をめぐり、経済部が建設申請を3日付で取り下げていたことが、8日までに分かった。同発電所は日本の電源開発(Jパワー)主導で建設されることになっていたが、地元台中県政府の同意が得られず、出資者側が昨年12月5日に経済部に計画撤回を申請していた。これにより、投資額950億台湾元(約3,200円)に達する大型投資計画は白紙化された。8日の中央社電が伝えた。
同発電所をめぐっては、昨年11月に行政院環境保護署の環境評価委員会が、台中県政府の同意を条件に建設を認める決定を下した。しかし、黄仲生台中県長は日本側関係者の前で投資を歓迎しないと公言。昨年12月1日には交通部台中港務局が建設用地として、80ヘクタールの借地契約の受け入れを決めたが、その直後に出資者側が経済部に計画撤回を申し出た。
同発電所の建設予定地は、台電台中火力発電所そばの台中港南塡方区北側にあり、汚染物質の排出を抑えた「超超臨界」技術を採用した石炭火力発電設備2基を建設する予定だった。
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