ニュース 金融 作成日:2014年2月12日_記事番号:T00048566
第一銀行の蔡慶年董事長はこのほど、いわゆる「赤道原則(エクエーター原則)」を採用し、環境汚染や食の安全など社会や環境に悪影響を及ぼし、改善が見られない悪質な企業に対する融資を拒否していく考えを表明した。12日付蘋果日報が伝えた。
蔡董事長は、同行は赤道原則を採用することで社会的責任(CSR)を果たしていくと語った(中央社)
赤道原則とは、大規模な開発や建設プロジェクトが地域社会や自然環境に与える影響に十分配慮されていることを確認するための枠組みを指す。
蔡董事長は「環境汚染を起こす製造業、食の安全を重視しない食品業者は、環境や消費者に対し責任を果たしていないと判断し、まずは該当企業に改善を求め、改善が見られない場合には融資をストップする」と説明した。
同行関係者は、問題企業に対しては、融資が返済期限を迎えた際に貸出金利を引き上げたり、融資規模を縮小したり、あるいは融資を回収することがあり得ると説明した。
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