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台塑とUSI、2月台湾価格を値上げ


ニュース 石油・化学 作成日:2014年2月12日_記事番号:T00048568

台塑とUSI、2月台湾価格を値上げ

 台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)と台湾聚合化学品(USI)が、2月の台湾域内向けオファー価格を引き上げた。12日付工商時報が報じた。

 値上げ幅は、太陽電池や農業用の需要増で、エチレン酢酸ビニル共重合樹脂(EVA)が1キログラム当たり2.5台湾元(約8.5円)と最も大きかった。続いて、▽低密度ポリエチレン(LDPE)、1.5元▽ポリ塩化ビニル(PVC)、0.8元▽高密度ポリエチレン(HDPE)、0.7元▽直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、0.7元──。

 アナリストは、北米、アジアの石化メーカーが定期保守点検に入り、PVCなどの価格は2~3月も上昇すると予想した。

 台塑は、北米のPVC生産は順調だが、厳寒で交通が乱れ、出荷に影響が出ていると指摘。2月輸出価格を20米ドル引き上げた。