ニュース 建設 作成日:2014年2月13日_記事番号:T00048590
生保大手の国泰人寿保険(キャセイライフ)は12日、取得した不動産を売却しないというこれまでの投資戦略を修正し、所有する不動産物件を一部売却する方針を表明した。「不動産は売却しない」との方針は、創業者の蔡万霖氏が掲げて以来、半世紀にわたり守られてきた。13日付蘋果日報が伝えた。
この方針転換について、外資系不動産会社からは、「現在不動産市場は高値圏にあり、利益確保にはいいタイミングだ」と述べ、キャセイライフが不動産市場がこれ以上は上昇しないとみて売却を判断した可能性があるとの見方を示した。
具体的な売却物件は明らかにされていないが、売却額は小さく、既に売却先との交渉が進められている。市場関係者は、国泰人寿がオフィスビルを売却すると予想している。
国泰金融控股の蔡宏図董事長は先月末、メディアの取材に対し、「国泰人寿の不動産投資戦略を柔軟化し、立地が良い物件の購入または売却を検討する」と語っていた。
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