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アパレルの聚陽、14年出荷目標19%増【図】


ニュース その他製造 作成日:2014年2月13日_記事番号:T00048592

アパレルの聚陽、14年出荷目標19%増【図】

 アパレル生産大手、聚陽実業(マカロット・インダストリアル)の周理平董事長は12日、今年は前年比約19%増の1,250万ダースの出荷を目指すと発表した。主要顧客のカジュアル衣料大手、GAP(ギャップ)からの受注増と米人気スポーツ用品ブランド、アンダーアーマーからの新規受注が達成の追い風になるとしている。13日付蘋果日報が報じた。

 周董事長によるとGAPは、同社の生産調整の柔軟さを好感して発注を増やしており、今年中にもGAPの発注シェアが3位から2位に浮上する見通しだ。一方、アンダーアーマーから60米ドル前後の中価格帯製品を中心に数万ダース受注しており、6月ごろから出荷を開始すると述べた。

 また今年は受注増加が見込めることから、ベトナム、インドネシア、カンボジアの工場拡張に計1,000万米ドルを投資し、年産能力を900万ダースから同1,140万ダースへ引き上げる方針も示した。

 なお証券会社は、同社の生産能力増強や垂直統合の推進、アジア・欧州市場の開拓が奏功し、通年の売上高が前年比10%以上増えて200億台湾元(約670億円)を超えると予想している。