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中台間の外貨清算、米ドル建て送金も対象に


ニュース 金融 作成日:2014年2月14日_記事番号:T00048617

中台間の外貨清算、米ドル建て送金も対象に

 台湾の中央銀行(中銀)は13日、中台間の米ドル建て送金を外貨清算プラットフォームの対象に含め、14日から運用を開始すると発表した。14日付工商時報が伝えた。

 銀行間ネットワークの運営会社、財金資訊(FISC)が清算業務を担当し、兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)が米ドル清算行、中国銀行台北支店が中台間の米ドル送金代理行となる。中銀は送金コストを年間で最大2,520万米ドル節約できると試算している。

 中銀外匯局(外国為替局)の顔輝煌副局長によると、中台間の年間送金規模は米ドル換算で5,300億米ドルに達し、うち米ドル建ての送金は4,700億米ドルと約9割を占めている。

 現在米ドル建て送金を行う場合、ニューヨークなど第三地を経由するため、中間手数料が1件当たり15~30米ドルかかっていた。