ニュース 電子 作成日:2014年2月14日_記事番号:T00048630
今月6日にソニーがパソコン「VAIO(バイオ)」事業の売却を発表したことを受けて、台湾の受託生産メーカーが部品メーカーに対し、出荷の一時停止を求めたもようだ。ソニーは2014年春モデルの製造、販売を最後に事業を収束するとしており、受託メーカーは継続して生産する製品や部品、在庫管理などの詳細をソニーと協議した後、再度部品メーカーに通知を行うという。14日付工商時報が報じた。
ソニーのノートPCを受託生産しているのは、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)、緯創資通(ウィストロン)、鴻海精密工業で、部品は▽筐体、巨騰国際控股(JT)▽ヒンジ、新日興(SZS)・兆利科技工業(JARLLYTEC)▽タッチパネル、友達光電(AUO)・英特盛科技(GIS)──が供給している。
ある部品メーカーは、ソニーの製品はハイエンド機種で部品単価は高いが第1四半期の出荷台数は150万台ほどと多くない上、非需要期も重なっているため、出荷停止が各社に与える影響は限定的との見方を示した。
なお、ソニーは3月末までに日本産業パートナーズ(JIP)と事業譲渡の正式契約を結び、今後JIPが設立する新会社が同事業を引き継ぐ予定だ。
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