ニュース 社会 作成日:2014年2月17日_記事番号:T00048637
台湾を代表するランドマーク、台北101ビルの高層部外壁に設置されていた巨大電光掲示板が16日に撤去され9年間の歴史に幕を下ろした。最後に表示されたのは午後9時55分から同10時までの「♡YOU」「晚安(おやすみ)」のメッセージだった。17日付聯合報などが報じた。
電光掲示板の表示がなくなることを惜しむ声は多い(16日=中央社)
101ビルの電光掲示板が初めて点灯したのは2005年4月19日のこと。その後、09年に中南部を襲った台風8号(アジア名・モーラコット)により大規模水害が発生した際には「TAIWAN 加油(がんばれ)」のメッセージを表示し、被災者を勇気付けたり、10年の景気低迷時には「TAIWAN UP」と市民を鼓舞するなど、数多くのユニークなフレーズを映し出し話題を呼んだ。
しかし、同ビルに入居する企業が増え、テナントスペースが不足する中、78〜81階の同掲示板が設置されている部分は蛍光灯などの設備に覆われ、貸し出すことができないため撤去を決めた。
今後、ビルの外壁を利用した掲示を何らかの方法で復活させるかどうかについて、台北101の劉家豪広報担当は「投写式などを検討しているが、現時点で決定していない」とコメントした。
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