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人民元預金、解禁1年で1兆台湾元突破【図】


ニュース 金融 作成日:2014年2月17日_記事番号:T00048642

人民元預金、解禁1年で1兆台湾元突破【図】

 中央銀行(中銀)は14日、1月末現在で台湾での人民元建て預金残高が前月比17.5%増の2,145億2,200万人民元(約3兆6,000億円)となり、台湾元換算で1兆元の大台を突破したと発表した。

 

 内訳は外国為替取扱指定銀行(DBU)が同20.0%増の1,658億1,900万人民元、オフショア銀行部門(OBU)が同9.7%増の487億300万人民元。市民が利用するDBUの人民元預金は、昨年2月の解禁から1年で1,600億人民元を超え、増加ペースは香港を上回っている。

 背景には銀行業界が人民元の定期預金に3%以上の優遇金利を掲げるなど、金利水準が台湾元に比べ高いことがある。

 15日付聯合報によると、銀行業界では現在、人民元定期預金の最高金利が1カ月物で3.5%、3~9カ月物で3.3%、1年物で3.5%に達する。