ニュース 電子 作成日:2014年2月17日_記事番号:T00048655
パソコンブランド大手、華碩電脳(ASUS)が14日発表した2013年の売上高は4,213億8,000万台湾元(約1兆4,000億円)で、2008年1月に受託生産メーカー、和碩聯合科技(ペガトロン)を分社して以降、最高となった。純利益は214億5,000万元で前年比4%減だった。15日付工商時報が報じた。
沈執行長は、携帯電話、タブレット型PC、ノートPCいずれも新製品を投入すると述べた(14日=中央社)
ASUSの第4四半期売上高は1,194億8,000万元で過去最高、営業利益率は4.5%を維持し、純利益は56億9,100万元で前期比15%増、前年同期比3%減だった。
張偉明財務長は、昨年スマートフォン事業で10億元以上の損失を出したものの、今年は出荷目標500万台を達成すれば利益が出ると指摘した。
沈振来執行長は、第2四半期に携帯電話を大量に出荷し、PC会社からモバイル会社に変わると述べた。
業界関係者からは、同社が中国の上海華勤通訊技術にスマートフォン生産を委託するとの指摘が出ている。これに対し沈執行長は、確かに中国の受託メーカーと接触しているが未定だと述べた。
同社は今年の売上高も過去最高を更新し、営業利益率は4.5%を維持すると見通しを示した。業界では最大手の聯想集団(レノボ)が営業利益率が3%を突破したところだ。
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