ニュース 電子 作成日:2014年2月17日_記事番号:T00048660
ファウンドリー、世界先進積体電路(VIS)は8インチウエハー工場がフル稼働状態となっており、台湾積体電路製造(TSMC)、聯華電子(UMC)の8インチ工場も3月にフル稼働となる見通しだ。鴻海精密工業、ソニー、サムスン電子などによる大型テレビの生産強化で、超高解像度4K2Kパネル出荷が増え続け、液晶ドライバICメーカー、聯詠科技(ノバテック・マイクロエレクトロニクス)、奇景光電(ハイマックス・テクノロジーズ)、瑞鼎科技(レイディウム・セミコンダクター)が春節(旧正月)明けから生産委託を拡大しているためだ。17日付工商時報が報じた。
4K2Kテレビはスリムベゼルのため2本のソースとゲートで処理速度を上げており、必要な液晶ドライバICが42個以上と、同サイズのフルハイビジョン(フルHD)テレビパネルの3.6~4倍だ。液晶ドライバICの他、パワーマネジメント(電源管理)IC、LED(発光ダイオード)バックライトドライバIC、光センサーデバイスなど関連製品も8インチ工場の成熟プロセスを採用している。
4K2Kテレビの他、▽マイクロソフト(MS)のウィンドウズXPのサポートが4月に終了し、企業のパソコン買い換えを促進▽スマートフォンやタブレット型PCの新製品が6月から続々発表▽モノのインターネット(IoT)やウエアラブル端末が台頭──も関連チップの需要を押し上げている要因だ。
鴻海は14日、世界最大120インチの4K2Kテレビを公開した(中央社)
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