ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

中華電信のコアルーター、ジュニパーが受注


ニュース 電子 作成日:2008年1月9日_記事番号:T00004867

中華電信のコアルーター、ジュニパーが受注


 IPコアのジュニパーネットワークスは8日、中華電信が構築する次世代ネットワーク(NGN)のIPコアルーターを、入札の結果、受注に成功したことを明らかにした。受注金額は約3億台湾元(約10億円)に上る。9日付工商時報が伝えた。

 中華電信のNGNネットワークのIPマルチメディアサブシステム(IMS)は昨年末、ノキア・シーメンス・ネットワークス(NSN)が10億元前後で落札しており、ジュニパーはこれに合わせて、世界ですでに3,000台以上を販売している「Tシリーズ」のコアルーターを提供する。

 ジュニパーの林蒲英台湾区総経理によると、コアルータの提供により、中華電信のVOIPや携帯電話、光ファイバー通信(FTTB)、IP VPN、ビデオオンデマンドなどブロードバンドネットワークが統合されるという。同社はすでに、大手携帯電話や固定電話のキャリアとも提携し、昨年第3四半期、台湾のコアルーター市場でシスコ・システムズを超える54%のシェアを占めた。?