ニュース 運輸 作成日:2014年2月18日_記事番号:T00048670
リース最大手の中租迪和(チャイリース・ファイナンス)などの中租集団の辜仲立総裁は17日、年内にプライベートジェットのリース業に参入すると宣言した。昨年4月から戦略パートナー関係を結ぶカナダの航空機大手、ボンバルディアと提携し、ビジネスジェット「チャレンジャー605」を投入する計画だ。台湾のリース企業がプライベートジェット事業に参入するのは初めて。18日付工商時報などが報じた。
チャレンジャー605の機内。現在台湾企業は東南アジア市場に積極的に進出しており、プライベートジェットの利用で業務効率向上が図れるという(中租集団提供)
チャレンジャー605は中型機で、定員は約10人。購入すれば1機当たり約3,100万米ドル。台北からシドニー、シベリアなど一般的な飛行速度で8時間半かかる地点まで飛行することが可能だ。
同社は購入選択権付きリースを検討しており、リース料金は月20万米ドルで、5年後に借り主が割安価格で購入できるというもの。リース期間中は機体・乗組員の管理、整備、保管などは同社が担う。初年度は3~5機の契約が目標だ。
ボンバルディアは、アジア太平洋地域のプライベートジェットのリース市場は成長過程にあり、市場規模は現在約500機だが、今後20年で10倍の5,000機に拡大、うち両岸三地(中国、台湾、香港)市場は昨年290機だったが、2032年には9倍の2,640台に増加すると予測した。
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