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台湾銀が上海で支店2カ所計画、金管会が同時認可


ニュース 金融 作成日:2014年2月18日_記事番号:T00048673

台湾銀が上海で支店2カ所計画、金管会が同時認可

 金融監督管理委員会(金管会)は17日、台湾銀行上海分行(地域本部)が上海市内に支行(支店)2カ所を開設する計画を同時認可した。18日付経済日報が伝えた。

 台湾銀が開設を申請したのは、上海自由貿易試験区支行と嘉定支行の2カ所。うち、上海自由貿易試験区には台湾系銀行の進出計画が相次いでおり、金管会による認可は、国泰世華商業銀行、第一商業銀行に次いで3件目となる。

 中国側ではこれまで、一度に1カ所の支行のみ開設申請が認められていたが、近く2カ所の同時申請が認められる見通しとなっている。特に上海自由貿易試験区への支行開設申請は、他の地域よりも審査を加速する方針とされる。

 上海自由貿易試験区では、企業が域外から人民元資金を直接借り入れることが認められる見通しで、台湾から中国への人民元資金の還流促進が期待される。