ニュース 金融 作成日:2014年2月18日_記事番号:T00048676
18日付工商日報によると、台塑集団(台湾プラスチックグループ)は中国・福建省漳州市の系列ステンレスメーカー「福建福欣特殊鋼」での拡張計画に対し、米ドルと人民元の2通貨建てによる総額90億台湾元(約300億円)相当のシンジケートローン(協調融資)を募る計画で、銀行業界の関心を集めている。
内訳は米ドル建てが9,000万米ドル、人民元建てが12億5,000万人民元で、人民元建ての協調融資としては、中台間の金融交流解禁以来で最大規模となる。
これまでに、台湾銀行、合作金庫商業銀行、兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)、中国信託商業銀行(中信銀、CTBCバンク)などがコンソーシアムを組んで、協調融資の引き受けに意欲を見せている。台湾の市中銀行では人民元建て預金残高が2,000億人民元を超え、各行とも人民元建て融資先の確保に躍起になっている。
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