ニュース 電子 作成日:2014年2月18日_記事番号:T00048681
中国のタッチパネル業者による価格攻勢を受け、薄膜タッチパネル価格が1インチ当たり1米ドルの大台を割り込んだ。2月はタブレット型パソコンの出荷台数が20%減少する見通しで、台湾のタッチパネル業者の▽宸鴻集団(TPKホールディング)▽勝華科技(ウィンテック)▽洋華光電(ヤング・ファスト・オプトエレクトロニクス)▽介面光電(Jタッチ)──などの業績に影響を与えそうだ。18日付経済日報が伝えた。
工業技術研究院(工研院)産業経済趨勢研究センター(IEK)の林沢民プロジェクトマネージャーは「深圳欧菲光科技(Oフィルム)など中国の薄膜タッチパネル業者は政府の補助と低コスト体制で、1インチ当たり0.8米ドルという超安値を提示している」と指摘した。
薄膜タッチパネルの価格は昨年下半期時点で2米ドル以上で推移しており、相場が急落した格好だ。
林プロジェクトマネージャーは「中国メーカーの低価格戦略に対抗し、台湾メーカーは銀ナノワイヤ(SNW)やメタルメッシュなどの新技術でコストを削減し、中国メーカーを迎え撃つべきだ」とも指摘した。
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