ニュース 電子 作成日:2014年2月18日_記事番号:T00048682
電子産業の成長が頭打ちとなり、各業界大手ブループが事業転換を進める中、明基友達集団の李焜耀董事長は「今後も事業の整理と転換を継続し、さらなるシェア拡大と利益向上を目指す」と語った。その上で傘下の液晶パネル大手、友達光電(AUO)についてはよりハイエンド志向を強め、X線センサーを含む医療分野への応用に注力する考えを示した。また受託生産の佳世達科技(Qisda)も医療向け電子製品分野に参入し、医療器材業者、明基三豊(BenQメディカルテクノロジー)と協力して販売を行うと説明した。18日付蘋果日報が報じた。
明基友達集団は電子業界に先駆けて10年前から医療産業への進出を開始。4年前には明基三豊を傘下に収めたほか、ここ5〜6年で他のグループ各社も医療および美容医療関連の投資比率を高めている。
この他、中国江蘇省では2008年に南京明基医院を、13年に蘇州明基医院を設立。医療分野で徐々に知名度を高めている。
台湾ではなく中国で病院を開設したことに対し李董事長は「台湾では医療市場が飽和状態にある他、病院は非営利事業と規定されているが、中国は比較的柔軟性が高いため」と語った。
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