ニュース 電子 作成日:2014年2月18日_記事番号:T00048683
ノートパソコン市場が世界的な低迷に陥る中、液晶パネルメーカーは利益確保のため、昨年下半期以降、比較的利益率の高いスマートフォンやタブレット型PC向け製品に生産能力を振り向けており、これに伴ってノートPC向けパネルに不足が生じている。業界関係者によると第1四半期の不足率は10〜15%に上ると予測され、今年通年の生産能力は末端需要に対し2,000万枚が不足する見通しだ。18日付電子時報が報じた。
同紙は、ノートPC向けパネル不足は、韓国のパネルメーカーが同製品を生産していた第5、第6世代工場をスマートフォンやタブレットPC向けパネルの生産に振り向けたことが要因と指摘。また業界関係者は、液晶モジュールの組み立てにボトルネックが生じていること、春節(旧正月)明け以降の労働力不足問題、ドライバICの供給不足などがノートPC用パネル供給の逼迫(ひっぱく)につながっているとの見方を示した。
また、ノートPC向けパネル価格は上昇傾向にあり、韓国メーカーが第5、第6世代工場を短期内にノートPC向け生産に戻すことがなければ、友達光電(AUO)や群創光電(イノラックス)のシェアが拡大し、利益改善につながる可能性があると語った。
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