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2月の景気楽観指数、過去10カ月で最高


ニュース その他分野 作成日:2014年2月19日_記事番号:T00048693

2月の景気楽観指数、過去10カ月で最高

 国泰金融控股が18日発表した2月の国民経済信心(信頼感)調査(庶民指標)によると、今後半年の景気見通しを示す景気展望楽観指数は11.5ポイント、過去半年間と現在とを比べた景気現況楽観指数は4.1ポイントと、過去10カ月で最高だった。現在景気が改善している、今後半年で改善するとの回答が3割を超え、昨年5月以来最高となるなど、住民の景気楽観視がうかがえた。19日付工商時報などが報じた。

 また、今後半年の賃金上昇を期待する指数は0.6ポイントで、過去23カ月で最高だった。政府が上場企業に対し賃上げを呼び掛け、期待感が高まっているとみられる。

 一方、住宅の買い時と考える人は10.2%に上り、1月からわずかに上昇した。売り時と考える人は47.4%とわずかに下落した。その差は過去1年で最も小さかった。

 国泰金は、国際通貨基金(IMF)が先月発表した世界経済見通しで、今年の成長率を3.7%と2年ぶりに上方修正したことや、台湾域内では12月の景気対策信号が6カ月ぶりに「緑(景気安定)」に改善したことなどから、台湾内外ともに景気は回復傾向にあると分析した。