ニュース 運輸 作成日:2014年2月19日_記事番号:T00048697
台湾高速鉄路(高鉄)は昨年10月8日に行った最大9.6%の運賃値上げにより、利用者数の成長率が前年比8~10%から同2%まで落ち込んだものの、12月売上高は32億1,000万台湾元(約110億円)、前月比4.18%増、前年同月比5.71%増となり、過去最高を更新した。19日付中国時報が報じた。
なお、同社1月売上高は31億1,000万元で前月比3.14%減、前年同月比13.83%増だった。
月間の延べ利用者数は、値上げ前の9月は397万人で、▽10月、388万人▽11月、386万人▽12月、401万人▽1月、379万人──だった。
高鉄は値上げの影響は3~6カ月間観察する必要があるが、現在のところほぼ予想通りに推移していると指摘。ただ利用者数については、毎年連休期間の長さや天候などの条件が違うため、単純には比較できないと説明した。
なお高鉄は交通部高速鉄路工程局(高鉄局)から、値上げによって家族連れが利用しにくくなったとして、優待措置を求められており、今後家族向け割り引きについて、市場の反応を見ながら検討を進めるとしている。
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