ニュース 運輸 作成日:2014年2月19日_記事番号:T00048699
台北駅から桃園国際空港まで最速35分で結ぶ台湾桃園国際機場捷運(桃園国際空港MRT)が2015年末に全線開通予定で、運賃は、途中停車駅の少ない「直通車」で160台湾元(約540円)前後となりそうだ。19日付中国時報などが報じた。
空港MRTは20年前に計画され、空港利用者だけでなく、空港周辺住民も開通を待ち望んでいる(高鉄局リリースより)
交通部高速鉄路工程局(高鉄局)は、桃園空港MRTに対し、台北駅~桃園空港の直通車で160元、各駅停車の普通車で80元の参考運賃を提示したと明かした。普通車なら桃園空港まで50分、終点の中レキ環北駅(レキは土へんに歴)まで68分の予定だ。同局の18日発表によると、計画は91.77%進み、1月中旬から区間ごとに走行試験を開始しており、来年初めには完了する予定。その後試運転を行い、来年末の開通は問題ないとの見方だ。
台北駅などと桃園空港を結ぶ高速バスを運行する国光客運は、中山高速公路(国道1号)五股(新北市)~楊梅(桃園県)の高架車線(通称・五楊高架)開通で、台北駅~桃園空港の所要時間は45~50分に短縮されたが、運賃はわずか125元だと強調した。ただ、来年末にはバス事業者が乗客確保のため、値下げ競争を繰り広げると予測した。
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