ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

TPKがiWatch受注か、銀ナノワイヤタッチパネルで


ニュース 電子 作成日:2014年2月19日_記事番号:T00048710

TPKがiWatch受注か、銀ナノワイヤタッチパネルで

 19日付工商時報によると、タッチパネル最大手、宸鴻集団(TPKホールディング)がアップルの腕時計型ウエアラブルデバイス(装着型端末)「iWatch(アイウォッチ)」を受注し、第2四半期末にも量産に入る見通しだ。TPKは観測について「ノーコメント」としている。19日付工商時報が報じた。

 業界関係者によると、iWatchは曲面AMOLED(アクティブマトリックス式有機EL)ディスプレイを搭載するとされ、従来のITO(酸化インジウムスズ)では生産が容易でなく、銀ナノワイヤ技術が採用された。コストも抑えられるという。TPKは昨年、日本写真印刷(NISSHA、本社・京都市中京区、鈴木順也社長)と銀ナノワイヤ技術で戦略提携を結んでいる。

 サプライチェーンの予測では、iWatchは下半期に発売され、出荷目標は6,000万台以上。観測によると、ディスプレイサイズは男性用が1.7インチ、女性用が1.3インチ。曲面ディスプレイはLGディスプレイ(LGD)が供給し、3次元(3D)形状加工のカバーガラスが採用される。